公演概要
- 【演目】「陰陽師」全2幕(原作:夢枕獏、台本・作曲:木下牧子)
- 【指揮】鈴木恵里奈
- 【演出】久恒秀典
- 【器楽八重奏】アンサンブル・ノマド
- 【公演日】2025年1月31日(金)、2月1日(土)、2月2日(日)全4回公演
- 【会場】調布市文化会館たづくり くすのきホール
- 【主催】一般社団法人東京室内歌劇場
- 【共催】調布市
キャスティング・オーディション実施要項
【日時】
2024年3月13日(水)、3月14日(木)
両日とも14時~20時
【場所】
赤坂ストラドホール
〒107-0052 東京都港区赤坂6-6-3 赤坂IDEAビル
TEL:03-6441-0475
https://akasaka.strad-h.com/
【審査員】
- 鈴木恵里奈(指揮)
- 久恒秀典(演出)
- 木下牧子(台本、作曲)
- 杉野正隆(新作オペラ実行委員)
- 太刀川悦代(新作オペラ実行委員)
- 前澤悦子(新作オペラ実行委員)
- 松井康司(新作オペラ実行委員)
【募集キャスト】
- 安倍晴明(テノール)
- 源 博雅(バリトン)
- 式神かおる(ハイソプラノ)
- 首無し夫婦・妻(ソプラノ又はメゾソプラノ)
- 首無し夫婦・夫(バリトン)
- 徳子(ドラマティックソプラノ)
- 貴船神社の宮司(バス)
- 藤原為良(祟られる男・テノール)
【あらすじ】
*原作として取り上げる場面の概略です。現在、台本執筆と作曲中ですので変更が生じる可能性がありますが、ご参考になさってください。
第1幕 蟇
安倍晴明と源博雅は牛車に乗って、あやかしが出るという応天門に向かう。百鬼夜行の行き交うなか、自分の顔を腕に抱えた夫婦があらわれる。ふたりは蟇を見つけた息子が祟られて病気で死に応天門が燃えたこと、その嫌疑が二人にかけられて斬首の刑に処せられたことを語る。そして鬼に変身して襲いかかるが、綾女が身代わりになって博雅を助ける。綾女は晴明の屏風絵のなかに描かれた女性の式神である。後に晴明と博雅は応天門の下から蟇と人骨の入った壺を掘り出す。晴明は蟇を連れ帰り、これからはあやかしが出ることはないと告げる。
第2幕 鉄輪
他の女に心変わりした男(藤原為良)を恨んだ徳子姫は、丑の刻参りを行う。事情を聞き男は晴明と博雅に助けを求める。男の屋敷で茅で作られた人形で徳子姫を欺くが、徳子は怒りのあまり生成りの鬼に変身する。徳子姫はかつて博雅の笛の音に心惹かれていたことがあった。博雅も女車の御簾の陰で笛の音に耳を傾ける女性に心惹かれていた。徳子姫にふたたび笛の音を聴かせることを約束するが、博雅の腕のなかで徳子姫は息絶える。その後、博雅が夜に笛を吹くと生成りの女が現れるが、吹き終わるころには姿を消して行くのであった。
【課題曲】
- 安倍晴明 2曲
- オペラ「陰陽師」中の独唱部分(楽譜は応募受付後に送付します)
- 歌曲集『いちばんすきなひとに』1番・2番・5番、又は『六つの浪漫』より「ほのかにひとつ」のいずれか1曲
- 源博雅 2曲
- オペラ『陰陽師』中の独唱部分(楽譜は応募受付後に送付します)
- 歌曲集『黒田三郎の詩による三つの歌』から「ビアホールに」又は歌曲集『三好達治の詩による二つの歌』から「物語」のいずれか1曲
- 式神かおる 1曲
- オペラ『陰陽師』中の独唱部分(ヴォカリーズ。high Dあり。楽譜は応募受付後に送付します)
- 首無し夫婦・妻 2曲
- 歌曲集『動物詩集』より「牝鶏」
- 歌曲集『動物詩集』より「蟹」
- 首無し夫婦・夫 1曲
- 歌曲集『へびとりのうた』より1番・3番・4番のいずれか1曲
- 徳子 2曲
- 歌曲集『太陽は空の中心にかかる』の終曲「太陽は空の中心にかかる」
- 『C.ロセッティの4つの歌』より「私が死んでも」
- 貴船神社の宮司 1曲 ※長二度まで下方に移調可
- 歌曲集『黒田三郎の詩による三つの歌』から「もはやそれ以上」又は歌曲集『三好達治の詩による二つの歌』から「乳母車」のいずれか1曲
- 藤原為良(祟られる男) 1曲
- 歌曲集『いちばんすきなひとに』1番・2番・5番のいずれか1曲
- *歌曲はいずれも木下牧子作品で、市販の楽譜から入手可能です。
- *歌曲は原調で歌唱すること(宮司役以外)。
- *オペラ「陰陽師」からの独唱部分(安倍晴明、源博雅、式神かおるの各役)は2月上旬に応募者に送らせて頂きます。
- *譜面を見ながらの歌唱で結構です。
- *オーディション当日の伴奏者はこちらで用意いたしますが、同伴して頂いても結構です。
- *応募された役以外の役を依頼させて頂く可能性もあることをご了解ください。
【応募資格】
- 音楽大学卒業又は同等以上の実力を有する方
- 公演前の一週間の稽古に全て参加できる方、かつそれ以前の音楽稽古及び立ち稽古に、十分な回数参加できる方
- 役に応じたチケット販売をお引き受けいただける方(※出演料相当のチケット販売をノルマとしてお願いする予定です)
【受験料】
5,000円(ただし東京室内歌劇場正会員で、2023年度までの会費を納めている方は無料)
振込手数料はご負担ください。
振込先:三菱UFJ銀行
(普)八重洲通支店 0189911
一般社団法人 東京室内歌劇場
※ ホームページ上から、クレジットカードでのお支払いも受け付けております。
※ オーディションお申し込み後に参加を辞退されても、一旦納入された受験料は返金いたしません。
※ ご入金名義とオーディション参加者名が異なる場合は、事務局までご連絡下さい。
※ ご入金の確認がとれた時点で応募を受け付けさせて頂き、必要な方には楽譜を送らせて頂きます。
【応募締切】
2024年2月29日(木)
【応募方法】
多数のご応募ありがとうございます。2月末日をもって募集は締め切らせて頂きました。
下記のボタンを押してフォームからお申し込みください。
【お問い合わせ】
東京室内歌劇場 事務局(担当:上田千尋)
e-mail:info@chamber-opera.jp
TEL:03-5642-2267
FAX:03-5642-2268